多くの方に愛される
京都のたたずまいのために

歴史を積み重ねてきたは京都の町並みは、京都市民のみならず京都を訪れる多くの観光客に愛されています。しかし、その一方で、冬は凍えるほど寒く、また間取りも現代のライフスタイルに適していないなどの理由から、毎年多くの京町家や古民家が取り壊されています。私たちは、このような歴史を積み重ねた住宅に新しい価値をあたえることで、次世代に継承していけるさまざまな方法を検討しています。

京都の文化と建築を
深く理解する

京町家や古民家を改修あるいは維持管理していくためには、こられらの建築がどのようにして建てられたかを知っておく必要があります。その知識は、工法や素材など多岐にわたるものです。また、なぜそのように作られているのかや、使われ方など、生活習慣を含めた京都の伝統文化についても、幅広く知っておかなければなりません。単に建築だけでなく、文化に対する幅広い教養を身につけるのも、私たちにとっては必須と考えています。

「リノベーションなら中藏」と
言われるように

京町家や古民家は、流石にそのままの状態で使い続けることはむずかしいものです。耐震性の向上などの構造の補強や、暑さ寒さをしのぎ建物を省エネ化する断熱改修も必須といえます。さらにそのうえで、現代の暮らしや使用目的に沿った間取りや設備機器の導入も必要です。単に元あった状態に復元するのではなく、将来において快適で利用価値の建物にリノベーションをする。京町家や古民家リノベーションのNo.1工務店でありたいと考えます。