基礎工事。
建物の土台となる基礎工事を行っていきます。まず、地面からの湿気を遮断するため、防湿シートを敷き一度コンクリートを打ちます。その後、基礎のコンクリートを打つために鉄筋を組んでいきます。この配筋がきちんとできているか否かで、基礎の強度が左右されます。
配筋検査。
配筋工事が完了すると、瑕疵保険の第三者機関による『配筋検査』があります。が、その前に、社内でも研修の一環として配筋検査を行います。当日は安全協力会議に参加していた各業者さんにもご参加頂き、配筋の確認を行いました。社内検査の際に指摘された点を最終確認した後、本番の配筋検査を行いました。
土間打ち。
配筋が完成すると、そこにコンクリートを打っていきます。まず型枠を組み、そこにコンクリートを流し込みます。この時点で、ガス管や水道管を貫通させるための穴を設けたり、電気の線を通すための配管などを一緒に打ち込みます。また、外壁周りにはホウ酸系防蟻機能付きのポリスチレンフォーム製断熱材をコンクリートと同時に打ち込みます。
型枠脱型。
これで、基礎のコンクリートの施工が完了です。
地鎮祭で頂いた鎮め物は、基礎工事の掘削の際に家の中心部分に埋めました。『鎮め物』とは、工事の安全や完成した住宅での生活を神様に見守って頂くために、「土地の神様」に捧げるものを指します。ちなみに箱の中身は人型、盾、矛、小刀、長刀子、鏡、水玉の7つが入っているそうです。